★映画館で映画を観る事は、行って帰って来るという行為を含めて大袈裟に言えば〈冒険〉だが、自宅で映画を見る事は、たとえ映画館と同等の環境を整えて最初から最後まで停止する事なく見たとしても、極論〈暇つぶし〉だと思う。その違いの底流には子供の頃の映画館に行くまでのワクワク感の記憶があり、上空には映画館で映画を観る時にごくまれに生じるトリップ感がある。
★映画館でひとりで映画を観ていると、時間と場所の現実感覚が希薄になって、札幌の映画館で映画を観ている高校時代の僕や、池袋の映画館で映画を観ている大学時代の僕や、どこかの街の映画感で映画を観ている未来の僕に、言葉では説明できない特殊な回路で密接に繋がっている感覚になる事がある。この感覚は自宅で映画を見ている時には決して生じない。
★全席指定・ネットで事前予約の最近の映画館は以前に比べると〈冒険〉の要素は格段に減少した。2本立ての全然期待していなかった方が意外に面白かったのでもう1回観たという〈冒険〉はいまはもうできない。
★古今東西全ての映画を映画館で観るのは物理的に無理なので見逃した作品やむかしの作品は自宅でも見るが、配信されている作品を全て見る事はU-NEXTとamazonだけに限っても物理的に相当困難なので何を見るべきか選ぶ必要がある。気になる作品を片っ端にマイリストに登録するだけで30分以上経過してしまい、リストに何十もの作品がたまってしまい、そこからまず最初に何を見るか迷って迷ってまた時間が経ってしまう。ならば、配信されている作品を新しい順に全て冒頭数分を見て、面白そうな作品・続きが気になる作品だけ続きを見る、という方式で全作品をチェックしようと思った事もあったが、この方式でも配信されている数が多すぎて続かなかった。
★去年の2月頃、1975年は社会に関心を持ち始めた年 & 2025年はあれから50年 なので、1975年に公開された映画の公開日リストを作って、U-NEXTかamazonで見れる作品を公開日順に全部見よう、と思いついた。
★当初は、この方式で2025年に1975年、2026年に1976年、2027年に1977年と15年かけて1975年から1990年(僕の青春時代)の作品を毎年振り返ろうと思っていたが、今後15年生きられるかどうか判らない。次に考えたのは、末尾5の年2月公開を2025年2月に見るという方式で10年かけて全年代をカバーする方式。この方式もしばらく実行していたが、結局、1920年代から最新まで全年代の公開日データを作る事にした。それが完成したのが今年(2026年)の3月。
★公開日データのネタ元はMOVIE WALKER PRESS(https://press.moviewalker.jp)。曜日があってなさそうなデータが時々混ざっていたので適宜確認したが、最初の原本の間違いがのまま転記されているデータもあるかもしれない。当時のキネマ旬報と照らしあわせる作業をAIができるようになったら全文検証したい。
★全ての作品を掲載しているわけでなはない
鑑賞した記録がある作品、鑑賞した記憶がある作品
→原則全て掲載
タイトルを聞いた事がある作品、監督や主演がビッグネームの作品、 なんとなく面白そうな作品
→原則入力時点でU-NEXTかamazonで無料配信中の作品のみ
公開日データ今後も随時追加して行く予定。
(2026.04.10)
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