2025年の映画

■スーパーマン(2025=James Gunn)129分 U-NEXT
★大部分PSVRで鑑賞。映画館で観るべき作品。
★CGの進化。昼間の大都市で怪獣とスーパーマンが戦うシーンに違和感は殆どない。
★レックス・ルーサーはポケットユニバースを使って何をしたかったのか、いまいちよく判らなかった。
★ロイス・レイン役のRachel Brosnahanはドラマ「ハウス・オブ・カード」に19話出演。
*2026.04.07
■ウィキッド 永遠の約束(2025=Jon M. Chu)137分 TOHO六本木
★前半は昨年映画館で1回観ただけで細かい所は殆ど忘れていた。悪い魔女vs良い方というファンタジーなバトルかと思いきや全然違う方向性。現実世界を反映したような話。大声で喧伝する側が正義とは限らない。多様性や平等を希求。
★元祖・主人公のドロシーの顔が映らないのは〈古い世界〉に対する訣別?
★前半は学生生活を謳歌するような楽しいナンバーがたくさんあった気がするが後半(今作)はそうでもない。明るい群舞は最初の方のひとつだけだったような。
*2026.04.02
■ジュラシック・ワールド 復活の大地(2025=Gareth Edwards)134分 amazon
★セットアップまずまず、中盤なかだるみ、クライマックスいまいち。映画館で観ても失望の方が大きそうな作品。
★長女がボートを取りに行くシーンと次女に恐竜が迫るシーン、父親と長女のボーイフレンドはただ見てるだけ。行こうとしても流れが強すぎて行けない、とか何か必要。
★飛翔能力がある恐竜が空からやってきて着地して地上を歩いて迫ってくる(普通は急降下していきなり襲うでは?)。
★実在した恐竜ではなく遺伝子操作で作られた恐竜は逆に興ざめ。
★次女がバッグに入れていた恐竜の子供は最後にどうなった? 当然何かあると思ったけど何もなかったような?
*2026.04.19
■28年後...(2025=Danny Boyle)115分 amazon
★全編PSVRで鑑賞。独特な映像感覚。ヒューマントラストシネマ渋谷が似合う作品。
★クライマックスが盛り上がらないと思ったら新3部作の第1弾らしい。
★ガンで余命わずかだとしてもあまりにもいきなりすぎる。本人は納得済みだったのだろうか?
*2026.05.08
■アウトローズ(2025=Christian Gudegast)131分 amazon 
★大半PSVRで鑑賞。大画面必須ではないが終盤のクルマの銃撃戦などは大画面大音響の方が魅力アップ確実。
★平日午後にふらっと入ったシネマ・ロサで観たい作品。
★クルマの見せ方がかっこいいショット多数
*2026.05.01
■エミリア・ペレス(2025=Jacques Audiard)133分 amazon
★言葉で魅力を説明するのが難しいジャンル横断映画。シネマライズ渋谷で観たかった作品。
★最後の最後までどこに着地するのか判らなかった。
★聞き慣れた音階と微妙に異なるiphoneの着信音(3分頃)
*2026.05.16
■ブラックバッグ(2025=Steven Soderbergh)94分 amazon
★映像感覚、ムード、台詞。シネマライズ渋谷で観たかった。
★国際的な陰謀と複雑な人間関係。リアルとフェイクが錯綜する騙しの会話。確信的ラインまたぎ。
★料理に混ぜたクスリが効きすぎて本音を言い合う?(14分頃)
★Pierce Brosnanはすっかりジジイ、Michael FassbenderとCate Blanchettもだいぶ薹が立ってきた
*2026.06.13
■マーティ・シュプリーム 世界をつかめ(2025=Josh Safdie)149分 恵比寿ガーデンシネマ 
★どこか不思議な映画。なんだかんだで成功するか、結局破滅するか、どちらかかと思ったら、クライマックスは小さな勝利で、我が子の誕生に感動して泣いているように見えるショットで終了。
★目的の為に手段を選ばないTimothee Chalametの猪突猛進・破天荒キャラは魅力充分。
★あの罰(公衆の面前で辱め)は必要なのだろうか? 
★宇多丸さんの映画評、主人公を「クズ男」「ダメ人間」とする声多数だが、主人公は卓球の才能はあり、前向きに成り上がろうという意志はあるので、僕の分類では単なるクズではない。まともに仕事もせずに酒/ギャンブル/クスリ/セックスに明け暮れるのが正真正銘・真性のクズ。
*2026.03.26
■1975年のケルン・コンサート(2025=Ido Fluk)116分 
★予告編から当時の風俗・流行・音楽が彩るポップでライトな青春モノと予想して、あまり期待せずに観たがなかなか良かった。
★居眠り運転で事故になりそうになった直後のシーン、キースは「喋るな、感じろ」とブルース・リーのような事を言う。
★言葉で魅力を説明するのが難しい作品。音楽の力。熱烈な思い。
*2026.04.13
■ブルームーン(2025=Richard Linklater)100分 ※Ethan Hawke 恵比寿ガーデンシネマ
★才能があるダメ男の最後の恋。グランドピアノがあるBARだけで展開。時代は1943年3月。
★Ethan Hawkeはあんなに小さくない筈。立ったり歩いたりするショットは体は別人、もしくはデジタル処理で全体的に縮めているのか。
★当時のアメリカのショービジネスに造詣があればさらに楽しめる話だが、ほとんど知識がない僕でも充分楽しめた。
★「恋人たちの予感」で使われていた曲が店のピアノで演奏されていた。あんなに古い曲だったのか。
★主人公の小柄な体格を表現する為に製作陣は「昔ながらの舞台技術」を用いた(Wikipedia)
*2026.04.30
■ヌーヴェルヴァーグ(2025=Richard Linklater)106分
★ドキュメンタリー風。人物は全員字幕で名前紹介。モノクロ。あえて若干解像度を落としているように見える画質。
★Jean-Luc Godard「勝手にしやがれ」製作風景。手押し車を利用した移動撮影。即興演技。脚本なし。
★似ているかどうか判るのは数人だけ。Francois Truffautは雰囲気は似ている。Jean-Paul Belmondo役は目と声がかなり違う。
★編集の丁々発止もできればもっと具体的に見たかった。
*2026.07.18
■センチメンタル・バリュー(2025=Joachim Trier)133分 ル・シネマ渋谷宮下
★言葉で魅力を説明するのが難しい作品。家の歴史、舞台、映画、父と娘、姉と妹、母の死。
★父親が監督する映画に俳優の娘が出演。
★父親のStellan Skarsgarは映画「DUNE」ドラマ「キャシアン・アンドー」に出演。
★人気俳優役のElle Fanning、少女の頃は華奢で儚げな印象だったが、すっかり大人になった(1998年誕生)。
*2026.04.08
■爆弾(2025=永井聡)137分 Netflix ※山田裕貴
★最初の爆弾が爆発するまでは展開・キャラにかなり引き込まれたが、だんだん謎解きの為の謎解き的な感じになってきて、渡部篤郎や伊藤沙莉の激昂に辟易。犯人が妙なクイズを出さず、誰も激昂せず、淡々とした心理戦が延々最後まで続いて欲しかったが、この予算規模のエンタメではそういう展開は多分無理。
★production designまずまず。警察官の行動や会話は当初はリアルに感じられた。

2026.04.01
■宝島(2025=大友啓史)191分 目黒シネマ
★結論から言えばノレなかった。3時間を超える長尺でコザ暴動まで20年近い時が流れているが、人物があまり成長している感じがしない。
★基地の敷地内に侵入して毒ガスを使った革命を実行しようとしているように見えた窪田正孝は、成長した孤児が撃たれるとさっさとやめてひたすら救命しようとする。窪田と孤児の関係性は間接的にしか語られていないので、邪魔する奴は全員殺して革命を起こす勢いはどこへ?と言いたくなる。
★非常に細かい所だが、広瀬すず先生が新任の挨拶をしてクラスの児童に自己紹介をさせるシーン、最初に窓際から2番目の列の一番前の男の子を指名するが、あの場所に座っている子供からはじめるいう事はランダムに全員を指名するつもりだったのだろうか? 普通に一番窓際の列の一番前(もしくは一番廊下側の一番前)から始めて座っている順番で進む(と思わせる)方がすっきりするのだが。
★イマジナリーライン越えの編集多数。多すぎて何か意味があるとは思えなかった。
★production designはまあまあで、ラストのコザ暴動はそれなりの迫力だが、沖縄の暑さや占領下の鬱屈したムードが画面から溢れ出て来る程ではなかった。
*2026.03.05
■片思い世界(2025=土井裕泰)126分 U-NEXT ※広瀬すず【ネタバレ注意】
★幽霊である事はかなり早い段階で明かされて最終的に微妙な所に着地する。普通に生活ができて、3人で話す事ができて、年齢を重ねる事もできるのなら、実際に生きていても誰とも関わらない引きこもりのひとり暮らしよりは全然幸福な気もする。
★死んだ瞬間から幽霊になったのならまずは自分の家に帰ってみる筈だが、杉咲花以外は家族に関して描かれていなかった。元の世界とは住んでいる場所や名前が微妙に異なっているという設定なのか?
★幽霊設定でよく判らない所がいろいろあった。生きている人からは見えない・生きている人にはこちらの声は聞こえないだけ? 食事も移動もバスケもすべて彼ら3人の共同幻想のようなもの?
*2026.04.26
■ルノワール(2025=早川千絵)122分 amazon 
★最大の魅力は言葉で説明困難な独特なムード。時代は多分1980年代後半。
★一部は主人公の少女の妄想かもしれない。
★河合優実出演はワンシーンのみだがそこそこ場をさらう。
★エンドロールでかかる曲はビートルズっぽい雰囲気。
*2026.03.29

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