■マーティ・シュプリーム 世界をつかめ(2025=Josh Safdie)149分 恵比寿ガーデンシネマ
★どこか不思議な映画。なんだかんだで成功するか、結局破滅するかどちらかかと思ったら、クライマックスは小さな勝利で、我が子の誕生に感動して泣いているように見えるショットで終了。
★目的の為に手段を選ばないTimothee Chalametの猪突猛進・破天荒キャラは魅力充分だが、あの罰(公衆の面前で辱め)は必要なのだろうか? (2026.03.16)
★宇多丸さんの映画評、主人公を「クズ男」「ダメ人間」とする声多数だが、主人公は卓球の才能はあり、前向きに成り上がろうという意志はあるので、僕の分類では一般的な単なるクズではない。まともに仕事もせずに酒やギャンブルやクスリやセックスに明け暮れるのが正真正銘・真性のクズ。(2026.03.26)
■ルノワール(2025=早川千絵)122分 amazon
★最大の魅力は得得なムード。言葉で説明困難。時代は多分1980年代後半。一部は主人公の少女の妄想かも。河合優実出演はワンシーンのみだがそこそこ場をさらう。エンドロールでかかる曲はビートルズっぽい雰囲気。(2026.03.29)
■正体(2024=藤井道人)120分 Netflix
★ベランダからクルマの上に飛び降りて走って逃げて橋から川に飛び込むまでワンカットに見えるショット、クルマに飛び降りる画はよく見るとデジタル処理を施しているようにも見えるがなかなかの迫力(61分頃)(2026.03.09)
■ジョン・ウィック パラベラム(2019=Chad Stahelski)131分 U-NEXT ※シリーズ③
★敵方が大集団のアクションシーン、ジョンの位置を確認してライフルで狙撃するか、四方から包囲すれば1〜2人の方が勝利する筈がない、と妙に冷静に見てしまう。全編PSVRで鑑賞したので普通のモニタで見るよりは多少マシだが、やはりこういう映画は映画館で何も考えずに動きや音を楽しむ事に身を委ねて見ないとダメだ。
★クライマックスの防弾ガラスだらけの部屋は「燃えよドラゴン」の鏡の間の進化系。銃弾でヒビが入るだけなのに人の体が強く当たって割れてしまう、防弾とそうでもないのが混在している可能性?(2026.03.31)
■耳をすませば(1995=近藤喜文)111分 DVD
★22年公開の実写版を見たら見返したくなり、日本では配信では見られない事は判っているので発売当時に購入したDVDを引っ張り出す。公開時に映画館で観て、DVDも2回は見ていると思うのだが、大きな流れ以外は結構忘れていた。親友と野球部の話は完全に忘れていた。(2026.03.18)
■おもひでぽろぽろ(1991=高畑勲)119分
★公開時に劇場で2回、DVD購入以降に2回は見ている筈なのだが細かいエピソードは殆ど忘れていた。
★子供の頃のエピソードは断片的で現在のエピソードはラスト以外にこれといったドラマはないのに、なぜか途中からずっと涙が滲んでいたのは、この映画を観た1991年から35年もの年月が経過した事に対する哀しみなのか、他の何かが涙腺を刺激していたのか、自分ではよく判らない。
★今井美樹と柳葉敏郎が主演ふたりだった事は覚えていたが、「耳をすませば」の本名陽子が子供の頃だったたのはすっかり忘れていた。エンドロールに高橋一生の名前があるのは今回初めて気づいた(隣のクラスの野球が上手な男の子?)(2026.03.22)
■新網走番外地 大森林の決斗(1970=降旗康男)105分 U-NEXT ※高倉健,宍戸錠
★シリーズとして久々に長く刑務所内で話が展開?
★高倉健の演技は任侠物に比べて軽い
★エースの錠と腕相撲対決(39分頃)
★エースの錠が刃物で背中を切られて出血、ぱっと見ワンショットに見えるがよく見ると一瞬真っ黒な画が入っている、錠が腰を刺す男の血糊は握った左手の中に仕込んで自分で付けているように見える(72分頃)(2026.03.27)
■昭和残侠伝 死んで貰います(1970=マキノ雅弘)92分 U-NEXT ※高倉健
★GoogleAIによるとシリーズ最高傑作の呼び声が高い作品。
★若く見えるように薄化粧の藤純子(5分頃)
★「押しの一手」を「おしのひとて」と発語、当時はそうだったのか?(49分頃)
★網走番外地とは異なる演技で抑制を効かせた話し方。世間一般のイメージは多分こっちだが高倉健の実像は多分網走番外地の方。(2026.03.31)
■博徒仁義 盃(1970=佐伯清)87分 U-NEXT ※菅原文太
★舞台は大正の末期の吉原遊廓。むかしながらの任侠道vs新興勢力といういつものパターン。
★伊吹吾郎が若い! 数年後の「仁義なき戦い」に比べても顔が細くて肌つやつや。
★アラカンの親分、若山富三郎の牧師。男優陣は脇も豪華だが女優はいまいち。(2026.03.27)
■日本暴力団 組長くずれ(1970=高桑信)93分 U-NEXT ※鶴田浩二
★日本暴力団シリーズ第4弾(現代モノ)。舞台は横浜。外国人墓地を背後に鶴田浩二と池部良が会話(50分頃)。
★冒頭タイトルバックでヌードダンス。日本映画の性表現は60年代後半から一気に加速する(東映ポルノ、日活ロマンポルノ)。
★ラストの対決で鶴田浩二(ドス)と池部良(拳銃)が相討ち。(2026.03.21)
■やくざ絶唱(1970=増村保造)92分 U-NEXT
★ヤクザの兄(勝新太郎)が妹(大谷直子)を偏愛
★ド頭ダイニチ映配のロゴ(DN)
★3人組の真ん中は平泉征?(1分30秒頃)
★「私が欲しかったら兄を殺して」と恋人の田村正和に言う(大映ドラマのトンデモ展開の源流?)(84分頃)
■シルクハットの大親分(1970=鈴木則文)88分 U-NEXT
★緋牡丹博徒シリーズのスピンオフ。若山富三郎怪演(シルクハットにちょび髭)。
★短銃を手に藤純子が助太刀として登場、おなじみの音楽(65分頃)。(2026.03.21)
■舶来仁義 カポネの舎弟(1970=原田隆司)88分 U-NEXT
★若山富三郎がアル・カポネのもとで修業して腕をみがいた日系二世の殺し屋を演じる怪作。
★オープニングロールの音楽がかっこいい(音楽・八木正生)。
★画質が相当に悪い。VHSを何度かダビングした裏ビデオのような画質。(2026.03.16)
■日本女侠伝 鉄火芸者(1970=山下耕作)100分 U-NEXT ※藤純子 2026.03.24火
★オープニングのタイトルバックで藤純子が踊る。劇中にも踊りのシーンが数ヵ所。
★普段は芸者という設定以外は「緋牡丹博徒シリーズ」と同じような話。ラストは文太が殴り込む。
■不良番長 出たとこ勝負(1970=内藤誠)87分 U-NEXT
★梅宮辰夫率いる男5人女1人の若者グループが1台のジープで移動して磐梯熱海へ。
★特撮ヒーロー番組風のメインテーマが何度も流れる(音楽・八木正生)。
★公道バイクレースのスタートシーン、エキストラ多数のせいかスピード不足で迫力がない(70分頃)
★最後はライフルやマシンガンで銃撃戦。(2026.03.24)
■野良猫ロック ワイルド・ジャンボ(1970=藤田敏八)84分 ※梶芽衣子
★男4人女2人の若者グループが1台のジープで移動して海岸でキャンプ、期待する性的な暴走はなぜかない
★地井武男が若い!
★海岸をジョギングするシーンはゲリラ撮影のようにも見える(43分頃)
★現金輸送車を襲って全員死亡?(最後のショットが謎)(2026.03.23)
■野良猫ロック セックス・ハンター(1970=長谷部安春)85分 U-NEXT ※梶芽衣子
★安岡力也が若い! 角度によっては松田優作風。
★火炎瓶をバンバン投げて仲間を救出、CGなんてない時代なので危険な撮影(53分頃)
★安岡力也と梶芽衣子が一緒に歌う、安岡力也はまずまずの美声(74分頃)(2026.03.28)
■ずべ公番長 夢は夜ひらく(1970=山口和彦)87分 U-NEXT ※大信田礼子
★コマ劇場前広場で仁義を切る(15分頃)
★キャバレーで藤圭子本人が主題歌を歌唱(23分頃)
★主演・大信田礼子は冒頭の茶髪のショートカットの方がattractive。(2026.03.31)
■ハレンチ学園 身体検査の巻(1970=丹野雄二)85分 U-NEXT
★オープニングの主題歌は前作の方が良かった。
★宍戸錠 vs 宍戸錠(30分頃)
★礼拝室で十字架はりつけのヒゲゴジラ(ひょうきん懺悔室の原イメージ?=60分頃)。(2026.03.25)
■ハレンチ学園 タックルキッスの巻(1970=林功)83分 U-NEXT ※シリーズ③
★コマ劇場前広場でハレンチ学園の宣伝活動(冒頭)
★京唄子と鳳啓助がバイクの二人乗りで職員室につっこむ(20分頃)
★ウエスタンないでたちで宍戸錠、それっぽい音楽(64分頃)
★牽引するクルマが入れ替わったように見える(67分頃)(2026.03.30)
■影の車(1970=野村芳太郎)98分 U-NEXT
★加藤剛と岩下志麻が不倫。2時間ドラマのようなムード。この手の映画→テレビ映画→2時間ドラマと続くスタッフや文化の流れがありそう。
★観客動員が減少に転じて10年、60年代後半の日本の映画会社各社は様々な挑戦でテレビに流れて行く観客を取り戻そうとしているようだが、凋落傾向を押し留める事はできず、まもなく大映は倒産して日活はロマンポルノに転じる。(2026.03.19)
■あしたのジョー(1970=長谷部安春)94分 U-NEXT
★テレビアニメは70年4月放送開始、この映画は70年7月公開。
★石橋正次の矢吹丈は山Pよりはマシ。辰巳柳太郎の丹下段平はまあまあ(発声がいい)。力石と葉子はいまいち(特に葉子の発声)。
★主題歌・音楽がかっこいい。特訓モンタージュの音楽(44分頃)。主題歌は和田香苗、音楽は渡辺岳夫御大。(2026.03.23)
■トパーズ(1969=Alfred Hitchcock)126分 U-NEXT
★GoogleAIによると公開当時の反応や地域によって3つの異なる結末が存在、U-NEXT配信は当時の劇場公開版。
★飛行機が離陸するショットの夕陽が幻想的で美しい(12分頃)。
★冒頭で自転車にぶつかる女優(Hedström topaz)はなかなかattractive。(2026.03.20)
■アルファヴィル(1965=Jean-Luc Godard)99分 U-NEXT
★劇場で観てムードに浸るべき作品。サブテキストなしではよく判らない。
★Anna Karina(1940年誕生)は正面も横顔も美しい。
★コンピューターに支配された未来都市に潜入した探偵が支配者を倒す物語(GoogleAI)
★コンピュータの声は喉頭がんで喉頭を摘出した男性の肉声(GoogleAI)(2026.03.21土)
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