■君たちはどう生きるか(2023=宮崎駿)124分 Blu-ray
★図書館で借りた「ジブリの教科書21 君たちはどう生きるか」文春文庫を読むうちにどうしても見たくなってBlu-rayを購入。公開時に劇場で観た記憶は相当薄れていて、アニメーション作品最大の魅力(絵が動くのが面白い)は宮崎駿作品だから当然過剰な程にあったが、時代設定と大まかな構成(異世界に行って帰って来る)以外の細かい所は殆ど覚えていない。この本で詳細に語られている久石譲のミニマルな音楽や米津玄師の主題歌もまるで印象に残っていない。
★Blu-ray鑑賞直後の感想。一言で言うと、ストーリーはよく判らないが動きと美術を眺めているだけでも楽しい。多分劇場での初見より楽しめた。
★眠っている時に見る夢は前後の辻褄があってなくても見ている最中は楽しく、目が覚めてしばらくすると覚えてない。異世界は夢で見るような世界。異世界から戻った直後に青サギ男は「すぐに忘れる」と言うが石を持ってきた主人公の少年は異世界の出来事を覚えている。夢で見た出来事は忘れたつもりでもどこかに残っていて時に記憶や行動に影響を与えているのかもしれない、と常日頃思っているので、この石が意味するものは興味深い。
★3年前に公開初日にTOHOシネマズ渋谷で観た日に "異世界に行くまでは間延び。異世界も既視感多く、正直、宮崎駿作品としては久々にそれほど楽しめなかった。殆どが若者でほぼ満員(隣にも人がいた)の場内で感じる居心地の悪さ" と日記に書いてあるが、ここまで楽しめなかったという記憶ではない(Blu-rayで再見する前の記憶)ので、当日鑑賞直後はほぼ満員の映画館で隣に知らない人がいる状況の居心地の悪さが相当印象に影響を与えて、その分の悪印象はこの3年弱で薄れて行ったのだろう。コロナ開け直後の公開(23年7月公開)だったので当時は満員の映画館という状況に対する違和感も相当にあった筈だが、その記憶も薄れつつある。(2026年3月12日)
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